会員コラム05
コラム5番手を担当させていただきますmaruです。
私が植物をはじめるきっかけは、花です。
切り花からスタートして、苗(草、花)を勉強しているうちに多肉植物と出会いました。
はじめは、セダム、エケベリアを集めて、寄せ植えをしたりしました。
様々な色や質感が違うものをひとつの器に寄せて形づくる事が、とても楽しくてハマりました
今は、コノフィツム、ハオルチア、少しのサボテンとリトープス、コーデックスなどに囲まれて、毎日楽しく過ごしております。
楽しく?? ん? 楽しくだけなら良いのですが、正直に言いますと楽しさ半分、悩みも多々ありまして・・・。
「あれっ、この間まで元気だったのに、えっ、どうして?」と途方に暮れることも一度や二度ではありません。
以前、大先輩に、「植物を育てるコツは、まずは、よく観察すること! 毎日観察していれば、少しの異変にもいち早く気が付き、すぐ対処ができる。」と言われたことを思い出し、反省する日々です。
私が植物を育てている環境は、春から秋までは、外のベランダに置いた手作りの素朴な屋根付きの小屋?台?の中で育てています。
最近は、植物が増えすぎ問題で、台に収まりきらず、床にも並べています。
冬は、どうにかこうにか中に取り込み、窓際に並べるのですが、案の定場所が足りず、毎年日差しの確保に頭を悩ませています。
今年も夏の終わりからコノフィツムが、次々と目覚め、薄皮の下から新芽(球体)が顔を出す、一年で一番ワクワクする時期です。
ひと苗、ひと苗に「おはようございます」と声をかけながら、薄皮を取って整理し、新しい土に植え替えるこの時間は、私にとって、この上ない幸せなひと時です。
茶色く変色した皮、もうダメか?と思いながら開けて、顔が見えた時の喜びは、何度経験してもうれしさでニヤニヤが止まりません。
その時ばかりは、肩こりの辛さや、目のシバシバも忘れてついつい暗くなるまで熱中してしまいます。
北海道は、これから白銀の世界となりますが、コノフィツムは、花を咲かせ、見ていても楽しく、良い季節です。
どんなに小さな種からでも芽を出してくれて、どんなに小さな球体からも花をさかせてくれるその生命力にすっかり魅了されました。
2年ほど前からブルゲリの実生をはじめました。
発芽しても途中で消えてしまうこともあり、数は、多少減りましたが、元気です。
大きさは、あまり変わりませんが、今日までどうにか生き延びてくれたことに感謝しながら愛でています。
ちなみに同じ頃実生したサボテン(翠冠玉)
交配して、受粉したオベサ。
交配や、実生は、自分は、得意ではありませんが、植物の成長を目の当たりにして、子を見守る母の気持ち?笑 までいきませんが、温かい気持ちになります。これからも自分のペースで楽しめたらなぁと思っています。
植物と関わっていく中で、今年は、日々思うように行かず、イライラしたり、落ち込んだりする事もありますが、植物に元気をもらい、毎日を過ごせる事に感謝して、これからも大事に育てて行きたいです。
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