会員コラム01
7月より、月に1回会員によるコラムが始まりました。
毎月交代で札幌カクタスクラブ会員が記事を書かせていただきます。
サボテン多肉植物にまつわる話や、その他お題は自由となっておりますのでお楽しみに。
みなさまこんにちは。第一回を担当いたしますhamaです。
多肉植物を栽培してかれこれ十数年が経ちましたがいまだに試行錯誤の日々です。
最初はエケベリアやセダムなど可愛らしいものからはじまり、アドロにはまったりガガイモにはまったり、塊茎塊根、球根、メセンなどなどさまざまなものを一通り育て
いきついた(落ち着いたともいう)ところがハオルチアでした。
今では、その名残のパキポディウムがひとつとサルコカウロンがひとつ、クラッスラがひとつあり
他は全てハオルチアを栽培しています。
ちなみに、クラッスラは草系ハオルチアの美種であるゴルドニアナのズールブロン産と同じ産地で
Crassula sp. IB12435, NE of Zuurbronです。
Haworthia gordoniana, IB12434, NE of Zuurbronと一番違いなのです。わくわくしますね。
と、言うような集め方をしているのでどんどん置き場がなくなります。
そして私は原種を好んで栽培していますので、同じ種でも産地違いでコレクションしたりしてしまいます。
昨年から断捨離をしていますが鉢増しもしているので置き場所に余裕がまだまだありません。
毎回室内⇄屋外と移動するときに大変すぎて、もう増やさないぞ!と思うのですが・・・。
実生苗も大きくなるし、困ったもんです。
でも、今年はコロナがあり苗の輸入もできませんので落ち着いています。
栽培環境は、春〜秋はベランダで、冬は完全室内で栽培しています。
温室作る作る詐欺をしながら今に至ります。
冬期はLEDや蛍光灯を使用し育てています。実生苗や小苗は特に気を使いませんが
中苗以上の冬期管理は試行錯誤です。ですので、私は室内栽培を考えた土の配合にしています。
(展示会で私の苗を購入された方はかなり水はけが良いので植え替えをおすすめします。)
ベランダではなるべく平置きで栽培しています。
温室栽培には到底かないませんが、我が家の環境でどれだけ好みの作りにできるか考えながら日々楽しく栽培しています。
仕事に家事にハオルチアにリクガメの世話などなど。
忙しい毎日でございます。
いくつか苗をご紹介します。
2009年に入手した黒オブツーサ。写真は4号鉢に植わっています。(現在は3.5号に入れられています笑)
10年以上前の展示会で入手したzebra産ピクタ。前会長が所有されていた苗で
当時の思い出もある、ずっとお気に入りのピクタです。
現在花芽が上がっているので交配中です。
こちらは酒呑童子。私ごとですが、ものすごく凹んだ時期にトマト師匠が送ってくださいました。この子を植え替えるたびに色々思い出してうるっとするのですが
先日ついに4号鉢になりました。なかなかトマト師匠の酒呑童子のようには作れませんが
これからも大切にしていきたいと思います。
次回の更新は8月末です。担当は会長です。
ではまた。
hama
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