会員コラム10

皆様こんにちは。会員コラムも早くも10回目を迎えることになりました。

諸先輩方の後で、プレッシャーに押しつぶされそうな私、今月はAMEが担当いたします。

私は、メセン中心で主にLithopsを育てています。あとは、サボテン、ハオルチア、コーデックス等を少々。

まずは、画像でご紹介を。

冬場は室内管理のLithops

春~秋口は屋外管理のLithopsなど

実生Lithops一部

サボテン輸入した種やいただいた種を少しずつ実生

ほんの少しのハオルチア多肉を育て始めるきっかけになりました

コーデックス類実生しましたが大きさや形に個性がでて楽しいです


Lithopsは、見た目的に苦手な方が多いようでして、友人にはドン引きされ或る意味、

このクラブに入るまでの私は孤独でした。(→大げさ)そんな私にやる気を与えてくれた

札幌カクタスクラブの皆様。豊富な経験の上に作り出された、美しい植物達に何度癒され、励まされたことか。

あ...前置きが長くなってしまいました。


今回は、長年悩んでいる【土】について話していこうかと思います。

私は、とにかく優柔不断で無駄に考えまくる面倒な性格です。

土の配合はどうするとか、こうするとか。

著名な栽培家さん達が使っている土を調べあげ(ストーカーか!)

せっせとインターネットでお取り寄せ。(送料をお得にする為、量多め)

聞いたこともない砂を何袋も買い、洗っては乾かす。(→結果、大量に余す)

矢作砂川砂ですが、洗うと綺麗な白い砂です


植物ごとに配合された土は、漬物樽にそれぞれ分けているのでご近所さんからは

「何種類漬けてるの~?」と聞かれ、微塵抜きをしてる私を見た、保育園児には

「おばちゃんが砂遊びしてる~」と言われる始末。(;´∀`)

奥の方に見えるのが漬物樽常用する土だけここに置き、あとは車庫に大量のストックがあります


以前はこの植物には、赤玉:鹿沼:ひゅうが土などが○:△:◆で~

あとは、薬剤と肥料を何粒くらいで~表にしてそれを見ながら

植え替えをしていました。(←自分でも面倒くさい)

やりすぎの極めつけは、メセンの実生時に土をこれでもか!と何度も蒸したり、

鉢を煮沸したりと1~2日がかりで準備!年間の一大イベントでした。

(これを全部キッチンでやるので、家族には内緒です)


こんな鉢があと倍くらい


突然ですが、、、ある展示会での出来事です。

実生の話(↑の話)をしていた時、クラブの茂吉先生が一言。

茂吉先生:「そんなことしなくても大丈夫だよ。面倒でしょ?」

AME:「えぇぇぇぇ、カ、カビ生えないんですか?」

「せっかく種採れたんですけど!茂吉先生のブルゲリなんですけど!」(←ここ大事)

茂吉先生:「最後にシュッシュッでいいでしょ」(←ベンレート等の霧吹きのこと)

AME:Σ(゚д゚lll)ガーン

ちなみに、2020年の実生時、私的には清水の舞台から飛び降りる覚悟で煮沸消毒を省き、

LithopsとConophytumの実生を実行。

結果、カビ1つ生えることなく、今も順調に育っております。

2020年実生のブルゲリ


経験に勝るものはない・・・という象徴のような出来事でした。

【土】については、どうでもエピソードがまだたくさんありますが

私をはじめ、初心者が陥りがちな【土】問題。(いや、私だけか)

高価なものは、崩れないし品質もいいと思いますが、

使いたいときにすぐに買いに行けないのも困ります。

結局のところ、育てる環境によって、同じ土を使ってても成績が違う気もしますし

根腐れしないように気を付けるだけなのかなぁと。

土が柔らかかったら、微塵を抜くとか。個々によって粒の大きさ考えるとか。

あとはやっぱり植え替えですか!?あまり難しいことなく、

植物達の様子を見ることを心掛けるのが一番かなと。

『頑張るところを間違えないようにしないと!』と、今は思っています。

ちなみに今は、気に入った土が決まってきたので、あとはなんとなく配合した土の色合いで「こんなもんかな~」と、超適当です(;’∀’)

入会したばかりの頃、会員さんを捕まえては「土、何使ってますか?」「配合は?」

と聞きまくっていました。本当に迷惑な奴でした。

この場でお詫びさせていただきます。すいません!!

でも結局のところ、土の話は大好きなんですよね。永遠のテーマです。

ではこの辺で...。

お目汚し、失礼しました!では、来月のコラムもお楽しみに!

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