会員コラム09

今回はYamaが担当します。

私はもともとサボテンにしか興味がなかったのですが、茂吉さんの影響で多肉(主にハオルチア・リトープス・コノフィツム)も栽培しています。

サボテンとの出会いは中学生の頃、祭りの夜店で松霞(30円)と短毛丸(50円)を買ったのが始まりです。

高校生になると、1.2m×1.0mのフレームを作り、4〜5cmのサボテンを沢山並べて楽しんでいました。

北海道にはサボテン業者がいないので、愛知方面の業者からカタログを取り寄せ注文し、荷物が着きダンボールを開ける時の喜びは今でも鮮明に覚えています。

しかし、当時の私には仲間が居なく栽培方法は本で覚えましたが、関東中心に書いてある育て方は北海道の気候に合わなくうまく育ってくれませんでした。

それも道理でフレームを物干し台の上に置き、通風が大事だといつも蓋を開けていたのですから、小苗にとっては乾燥しすぎで大きくなれなかったのです。

この頃は景気のいい時代で、深夜0時まで仕事をしてAM8:30出勤という事もよくあり、27才の頃やめてしまいました。

再度始めたのは32才の頃、当時サボテン誌の伊丹勝吉氏の「素ガラス蒸し作り栽培」の記事を読み、自分のやり方とあまりにも違うので試してみようと思い、ホームセンターで横90cm奥行30cm高さ100cm、三段のビニールフレームを買い夏以外は蓋をして栽培してみたころ、以前とは違いグングン大きくなるので又サボテンの虜になってしまいました。

そしてその頃、「北国の園芸」という雑誌で北海道カクタスクラブを知り会員になりました。

クラブでは、毎月会員宅で例会を行っており仲間がいると楽しく、又会員宅のサボテンに刺激され、40才で2.0m×4.0mのビニールハウスを建て、42才で5坪のガラス温室を建て現在に至っています。

5坪のガラス温室


今は北海道カクタスクラブも無くなり、故土門氏が設立した札幌カクタスクラブで皆さんと会うことができました。

10年位前から屋根の上でコンパネ10枚位を敷き、5月〜10月まで栽培していますが、今年はまだ3月なので写真はありません。

昨年の秋から室内で実生を始めました。赤いLEDライトは茂吉さんからいただいたものです。


温度は昼間で27℃位になり、明るさは2万ルクス位です。


今年はクラブの皆さんと会える良い年になるようにと願っています。


コピアポア


ロホホラ

ハオルチア


リトープス


コノフィツム


室内の実生苗


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